Best Of The Pen Friend Club 2012-2017
Best Of The Pen Friend Club
2012-2017
[Best Album CD(A式紙ジャケ)]発売日:2017/9/6
品番:SZDW-1040
価格:¥2,788(税抜)
ライナーノーツ:カンケ
発売元:サザナミレーベル
60年代アメリカン・ポップス、ソフトロックへの憧憬あふれるサウンド・ディレクションでウォール・オブ・サウンドを 現代に再構築するバンドThe Pen Friend Club初のベスト盤!
過去4枚のアルバムよりオリジナル10曲&カバー10曲を選曲し、リーダー平川雄一による全曲リミックス、中村宗一郎(ピースミュージック)によるリマスタリングが施された全20曲を収録!
初の紙ジャケ仕様(A式セミダブル)となる活動5周年記念盤!
ライナーノーツは謎の音楽家カンケが執筆。
Track List
1.8月の雨の日
2.Do I Love You
3.Tell Me (Do You Really Love Me?)
4.街のアンサンブル
5.微笑んで
6.Don't Run Away
7.How Does It Feel?
8.What A Summer
9.Sherry She Needs Me
10.I Sing A Song For You
11.I Like You
12.Summertime Girl
13.Love's Lines, Angles and Rhymes
14.I Fell In Love
15.His Silhouette
16.The Monkey's Uncle
17.Newyork's A Lonely Town
18.土曜日の恋人
19.Wichita Lineman
20.ふたりの夕日ライン
●推薦コメント
何十年経っても輝き続ける音楽がある。
誰も知らない快美な音楽がある。
そんな音楽の前でだけ、少年の頃ような特別な気持ちになってしまうのです。
その感覚がペンフレンドクラブの方々にはあるのだと思います。
ベスト盤リリースおめでとうございます。
角谷博栄(ウワノソラ/ウワノソラ'67)
http://uwanosoraofficial.wixsite.com/uwanosora
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"あの平川さんがすっごいバンドを組んだ!"
…と云う噂がバンド仲間に広がり、期待に胸を膨らませ高円寺のグリーンアップルでのペンフレンドクラブのデビューイベントに行ったのが2012年の夏…、あれからこのバンドは一瞬たりとも休むことなく、順調にステップアップを続け、輝かしい活動実績を積み重ねていったことは皆さん周知の事実だろう。
実は当初、ペンクラのベスト盤がリリースされると聞いた時、"えっ、もう??早くない?!"と些か困惑した感情があったのも事実。とは言え、それは僕が現代のCDリリース事情に悪い意味で毒されすぎているからであって、ペンフレンドクラブが憧憬を寄せる60年代の音楽事情なんかでは、ごく普通のことなんだと逆に気づかされたことが新鮮だった。
例えばビートルズがデビューから4年、ビーチボーイズが5年で、バンドとして初のベスト盤を出していることでも判りやすい様に、全く自然なことだし、むしろペンフレンドクラブがこうした"スピリット"の面を非常に重視しているからこその、この時期のベスト盤なんだという事実が、僕らの様な遅れてきた"60sフォロワー"にとっては本当に頼もしい。
結成から5年が経ち、既に4枚のオリジナルアルバムを出していることで改めてそのハイペースぶりには驚かされる。勿論、これは常人なんかには到底出来るものじゃないし、モチベーションだって続かないだろう。やはり平川さんの手腕と情熱に依るところが大部分を占めるのだろう。
実際に、僕も有難いことに平川さんに声をかけてもらい、このベスト盤にも収録されている、"土曜日の恋人"のホイッスルのレコーディングに参加させてもらったりしたのだが、平川さんのこだわりを目の当たりにして、音楽にかける真剣さを身を以て体感した。
ちなみに、巷ではベスト盤というと単に昔の曲を詰め合わせただけというイメージを持たれたりもするが、実はリマスタリングによって、オリジナルアルバムとはかなり印象が違って聴こえて、以前より全然良く聴こえるようになってたりすることも多い。その好例としてこのアルバムを是非推薦したい。そして是非、そのままオリジナルアルバムも手に取っていただき、聴き比べてみて欲しい。
初めましての方にも、ヘビーリスナーの方にもオススメのベスト盤、是非おためしあれ!
渡辺たもつ(秘密のミーニーズ)
https://secretmeanies.jimdo.com/
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バンドの結成。これには、もれなく大きな特典が付いてくる。どんなバンドにも平等に全プレされる大きな特典。一体なんだろう?ズバリ、それは「初期衝動の輝き」というもの。無条件に魅力的で、とてもキラキラしている。
バンドはこの「初期衝動の輝き」と格闘しながら活動を続け、自分自身には自問自答し、メンバーとは取っ組み合いの喧嘩を繰り返しながら、今までの自分達自身の魅力を超えるために音楽を作り続ける、という側面があるように思っている。この「第一印象」というハードルは案外と高くて、志半ばでこのハードルを超えることなく終焉を迎えるバンドも少なくない。
僕の手元に「The Pen Friend Club」のベスト盤「Best of The Pen Friend Club」が届いた。今までのタイトルの流れからして、タイトルは実に僕の想像通り。ベスト盤が出る!と聞いた時にまずは音より何より、このタイトルが頭に浮かんだ。
ここには結成から現在に至るまでの5年間に渡るバンド史ともいうべき様々なペンクラが詰め込まれていた。僕も観たことのない60sビート魅力満載の初期ペンクラやライブでも聴き覚えのあるグッドメロディ&コーラスワークが印象的な現在のペンクラ、等々。
何回か聴いているうちに、ペンクラってバンドは、前述の「初期衝動の輝き」を見事に超えてきた稀有なバンドだ、ってことに気づいた。メンバーが変わることがあっても、60年代〜70年代西海岸系ロックを縦横無尽に往き来するその音楽性自体は一切変わることがない。そもそも音楽性を右往左往させたところで、第一印象のキラキラ感なんて超えられるはずがない。もしかして「初期衝動の輝き」を超えていく唯一の答えは、彼らのような「徹底したルーツミュージックへのこだわり」にしかないのではないか、こんな風にも感じた。
こちらの「ベスト盤」。もちろんバンドの総決算であることに間違いはないが、オリジナルアルバム4枚分の名曲をハイペースでリリースし続けたリーダー・平川雄一氏の音楽人生にとってみれば、単なる通過点のようなものなのかもしれない。音を聴けば、そんな彼の作曲家としての大きな器を感じる。
否、もっと言うと、常に「今が最高」を更新し続けるバンド「The Pen Friend Club」にとっては、新たなスタート地点に立っただけなのかもしれない。
全く、末恐ろしいバンドが現れたものだ。
鈴木恵 (鈴木恵TRIO/EXTENSION58)
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ハイペースで作品を世に出し続けるザ・ペンフレンドクラブが早くもベストアルバムをリリース!?
こんなに凝縮された世界観を放つバンドが普通このペースでリリースし続けるだろうか。
バンマスである平川くんを中心に彼らの音楽に傾ける情熱と集中力には劣等感すらおぼえてしまうが、このままのペースで活動していくと彼らが急にバタンと倒れてしまうじゃないかとちょっぴり心配にもなる。
ジェラシーを感じてしまうから一回休んでくれ!なんて言っても彼らはこのまま魂を燃やし続けてこれからもどんどん名作をこの世に排出し続けるのだろう。
なんてことを思いつつ、気がつくとこのベストアルバム心地よすぎて7時間くらいリピートして聞き続けてる。停止ボタンが押せない!く、悔しい!
水のさとし(サロメの唇)
サロメの唇ホームページ
http://www.salome-lips.com/
水のさとしtwitter
@salomechief
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僕はこのアルバムを、次のような人達にお勧めします。
僕みたいな、50年以上も前の音楽に夢中のレコードマニア。
君はブライアン・ウィルソンやフィル・スペクターに夢中で、
色褪せない魅力があると信じている。
このアルバムを聴いて、曲のメロディ、
アレンジやミキシングについて君と語り合いたいと思うんだ。
それは僕たちにとって、とってもロマンティックな事なんだ。
また、僕はこのアルバムを、次のような人達にお勧めします。
ただ、若く美しい恋人達に。
音楽なんか、詳しくなくていいのだ。
ドライブのBGMにどうぞ。
それは、君たちにとって、とってもロマンティックな事なんだ。
僕はふたつのロマンティックな要素をもつこのアルバムを、君にお勧めします。
Kemmy (Shotgun Runners)
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時代や流行、男と女、言葉の壁など、すべてとっぱらったピュアなポップス、ロックンロールの情熱が溢れています。平川さんの作る繊細で甘酸っぱいメロディとカバーを織り交ぜた曲の流れは軽快で、車で聴くと最高に気持ちいいです。
そしてなんといっても「8月の雨の日」の素晴らしさ。
ザ・ペンフレンドクラブ活動5周年おめでとうございます。
すべての音楽ファンにおすすめします。
栗田マサハル (Glider)
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ザ・ぺンフレンドクラブの平川君と知り合って長く、同じフェスに出たり、同じバンドで演奏したり、同じ音楽制作ソフト(SONAR)を使っていたりするのですが、録音の質感が良いのに嫉妬します。
そして、私が2枚目のアルバムを作るのに四苦八苦している間にベストアルバムをリリースするというワーカホリックぶりにも嫉妬します。
くれ!そのモチベーションを。
サイモンガー(サイモンガー・モバイル)
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ペンフレンドクラブの
素敵なベストアルバムが届いたよ!
ペンクラとは彼らのデビューライブに共演させてもらったり
最初の2枚のインディーズのレコーディングやミックスを
お手伝いしたりととってもとってもご縁が深いのです!
そのレコーディングでは色々貴重な体験ができました。
平やんはとってもせっかちで(笑)ぐいぐい前に進めていくタイプでね。
小生はマイペースなんで、なかなか良いコンビだったんじゃないでしょうかね?
今回のベスト盤にはその時の曲も数曲含まれていて。
その辺りを簡単にお話させていただきますね。
「DO I LOVE YOU」や「Newyork's A Lonely Town」等のカバーは
ホントに楽しく作業させてもらったなぁ。
本物のグロッケン(鉄琴ね)の録音なんて初めてだったし
バスドラ踏まないドラムのレコーディングとかね。
1日にこれでもかって位のテイクを録ったよ。
そして大好きだった曲が
「I Sing A Song For You」なんですよ!
これはこのベスト盤の中でもマイ・フェイバリットかなぁ?
ライブでも最前列で一緒に歌ったりね。
夕暮コウちゃんのボーカルが切なくてねぇ。
ぜひ日本語バージョンをコウちゃんの歌声で聴いてみたいな。
あくまでも自分もたずさわれたってことで贔屓目なのかもですけどね・・・。
今、聴くとああすれば良かった!って部分もちょっぴりあるけど。
イカしたカバーもたくさんあるけど
やっぱりオリジナルは良いよね。
この後も平やんは素敵な曲いっぱい書いて
当盤にはそんな曲がびっちり詰まってるけど。
「街のアンサンブル」のメロディやアレンジも大好き!
ボクの好きなモノがみんな入っているよ。
何年間で何枚のアルバム出してるのかなぁ?
ボクの頭ではもう数えられないよ。
平やん、ホントに手が早い!(笑)
20曲も入ったベスト盤がもう出るなんて!
楽曲のクオリティや、音質もどんどんアップしていて。
数年間のペンフレンドクラブの足跡がしっかりと
刻まれている1枚だね。
またまた新しいファンがいっぱい増えて
この辺りの音楽が好きなヒトがニッポン中に
いっぱいいっぱい増えるといいなぁ!
ケルプ教授(THE RICOTTES)
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「Best Of The Pen Friend Club 2012-2017」発売おめでとうございます。
色褪せることを知らない、カラフルな輝きはまるで虹色のメロディー♪
The Pen Friend Club の音を食べる時、満ち溢れる喜びの雨が降るだろう。
さぁ、時間旅行の出発だ!
何処までも私を連れて行って。
MIKKO
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難しいことは置いておいて、ただただ素敵なポップスがつまったグッドなベスト盤。普段はビール党の僕だけど、暑い夏にビーチでバーバンクからの風に吹かれてカンパリオレンジなんて飲みながら、AMラジオからコレが流れてきたらさぞかし気持ちいいだろうなぁ。合間にレモンサワーもいいね。 一家に一枚、おすすめです。
中村ジョー
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コーラスって凄い大変なんですけど、何ものにも変えられない良さがあって。
なので自分でコーラスを多重録音するときも、その何かを掴むために、もんどりうちながら録音してます。
でもこれからはひとりぼっちではない!
どこかで平川さんももんどりうちながら録音してるだろうから!
そんで結構ベタハモでない、ステイしたりしなかったりするコーラスはペンフレンドクラブの独壇場だと思います。やってみると難しいんですよね。
曲はI sing a song for youが好きです。
今後はオール日本語オリジナルを期待してます!
渡来宏明
http://artist.aremond.net/hiroakiwatarai/
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☆ののこ
最初から最後まで楽しく聴かせていただきました!
曲によってそれぞれ思い浮かぶ風景やシーンがあって楽しいです♡
私の特にお気に入りの曲は「His Silhouette」です!
波の音と柔らかいボーカル、コーラスそして優しい演奏が心地よいです♫
この夏、たくさん聴かせていただきます(^-^)
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☆ともえ
The Pen Friend Clubさんの魅力がぎゅっとつまった素敵なアルバムさんだなぁと思いました。
私は「I Sing A Song For You」「His Silhouette」「土曜日の恋人」の3曲が好きです!
The Pen Friend Clubさんのあたたかい曲たち♪ずーっと聴いていられます(*´-`)
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☆むう
The Pen Friend Clubさんのアルバムさん聴かせていただきました!
ボーカルさん、演奏さんがとても素敵でぜひライブで聴いてみたいなぁ〜と思いました!^^
ずっと聴いていたいアルバムさんです♬
わたしは一曲目の「8月の雨の日」がお気に入りです!
聴いていて落ち着いた気持ちになれる曲でいつでもどこでも聴きたい曲だなぁと思いました!
サビの歌がとても印象に残っています!
素敵なアルバムさんを聴かせていただきありがとうございます!
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☆みく
この夏に沢山聴かせていただきたい1枚っ!!
キラキラした楽器さんの音、綺麗な歌声……♪
The Pen Friend Clubさんの素敵な世界にメロメロです♡
私は、「8月の雨の日」が好きです!
アルバムさんの1曲目、この曲を聴いた瞬間にひとめぼれをしました!!
夏の爽やかさや、優しい風がふわっと通り抜ける感じが好きです(♡ω♡)
The Pen Friend Clubさんの曲を聴いているとやさしくてあたたかい気持ちになれます(*ˊ˘ˋ*)♪
RYUTist
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どうしよう。一夏の恋よりも情熱的なこだわりのサウンドが、カルピスよりも爽やかなコーラスワークが、私の心をまた更に熱くさせて、この夏はいつにも増してペンフレンドクラブの事で胸がいっぱい。
エミーリー (ゴーグルエース / エミーリー&ザ・サイザンス)
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ドライブで聞きたい、葉山からの夕暮れの帰りに『ふたりの夕日ライン』はたまらないね。
ペンフレンドクラブとは初期の頃から自分のライブイベントに出演してもらっている。平川くんのブレないこだわり、プロデュース力、そのサウンドが気持ちよくリスナーに伝だわっているのだなと思う。
このベスト盤を車に乗せ 海へと走らせる。幸せなひと時をこの夏に感じたい。
Masanori Shimada (NORTHERN BRIGHT etc./ cafe LOFAH)
FB- https://www.facebook.com/masanori.shimada.946
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音楽通から多大な評価を受けてるペンフレンドクラブ!!ジャケットのデザインを見たときからやばそうだなぁ〜〜とは思ってたけど、最初の一曲目、一音目から、『これはモノホンだな!やっばいの出ちゃったな〜〜!』とビックリするドキドキのサウンド!! 今年の夏のライブ遠征は、ペンクラ聴いて、汚い車内を少しだけおしゃれな感じにしようと思う!!!夏の定番決定!!
鮫肌尻子(鮫肌尻子とダイナマイト)
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2012年の夏は特別だった。
ブライアンウィルソンが加入しているビーチボーイズを観ることができたから… 最高に素晴らしいステージの記憶とともに、ほろ苦い思い出がある。
大阪公演でパンフレットを買えなかった僕は、名古屋公演の物販を目指し朝早く京都を出て暑い中6時間並んだ…ところが、あと5人というところでパンフレットがまたもや売り切れてしまったのだ。僕の日頃の行いが悪いのか、たまたま運が無かったのかは「神のみぞ知る」だが。 その悔しさをバネにビーチボーイズのカヴァーをしてみようと思い立ち、「ダーリン」をやることにした。
何度も何度もコーラスを聴き解明しようとするが高度なコーラスワークに挫折してしまいそうになった、そんな時YouTubeで検索して出てきたのがペンフレンドクラブだった。かなり勉強させてもらったのだが、そのうちにアジア訛りの英語コーラスにもシビれてしまった。ベタでも無く通でも無い、粋な選曲にも… その後なんとか曲が完成し「ダーリン」は僕のCD「ウィズ・ポップ」に収録し発売することになった。レコ発ライブのゲストにペンフレンドクラブを呼んだのはいうまでも無い。 レコ発の会場は京都、いや日本で一番古いライブハウスとされている「拾得」だった。シュガーベイブが無名時代にライブを行い、関西ブルース野郎たちから総スカンをくらい、これがトラウマとなりその後京都とは疎遠になった…と、山下達郎が新聞やコンサートで語ってた伝説の店だ。しかし当日はそんな不穏な空気は微塵も感じられない、素晴らしいステージになった…ペンフレンドクラブが持つ音楽に対する純粋さや多幸感に、観客は皆夢中だった。
観るだけで幸せになれるバンド「ペンフレンドクラブ」を、僕は応援しています!
P.S. その後ご縁があり無事にビーチボーイズのパンフレットを手に入れたことと、昨年山下達郎がコンサートで「死ぬまでに拾得でリベンジライブをしたい」と言ってたことを付け加えておきます。
Bambino / バンヒロシ
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最近、ザ・ペンフレンドクラブをきっかけに父と娘の会話が増えたとの喜びの声を多数耳にします。父にとっては青春時代を思い出す懐かしさを、娘にとっては一周回って知らない音楽イコール何これ?新鮮!とのこと。
つまり、世代を超えて愛されるポップスの普遍性を体現するエバーグリーンでフォーエバーヤングなバンド、それが、ザ・ペンフレンドクラブなんです。マニアも唸るチョイスが光るカバー曲からルーツを掘り下げていくも良し、どこかレトロでノスタルジックな言葉のセンスが光るオリジナル曲の日本語詞を堪能するも良し、60s愛あふれるこだわりのサウンド・ディレクションに舌鼓(耳鼓?)を打つも良し。まずはこのベスト盤から、60年代ポップスの深淵なる世界への扉を開けようではありませんか!さぁ、一家に1枚ザ・ペンフレンドクラブ。
もう1度言います、一家に1枚ザ・ペンフレンドクラブ!
森 裕之(Boys On The Beach)
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If you're looking for Japanese girl pop with Brian Wilson style production, then these are the Pen Friends for you!
Chris Jack (The Routes)
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楽曲、サウンド、アレンジ、アートワーク、ファッション、、、
どこから切ってもジューシーでフルーティー♪
西海岸のペンフレンドから愛の詰まったお中元が届きました。
里山 理(The Mayflowers)
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18歳の時に初めて「Soft Rock A to Z 」を読んだ、そして下北沢のレコード屋さんに通った、渋谷に、新宿に、御茶ノ水に通った。
あの時の自分の知らないジャンルへの「未知との遭遇感」のドキドキは今でも大事な経験で、大事な音楽経験だ。誰かにとっては古い音楽でも
誰かにとっては新鮮な刺激があったりするのが、音楽の面白いところ。モノクロの写真が誰かにとってノスタルジーを感じることもあれば
誰かにとって新鮮に映るように、『Best Of The Pen Friend Club 2012-2017』は沢山の古い音楽との出会い(少なくとも僕の年齢よりはさらに古い音楽)をもたらしてくれて
誰かにとって、懐かしく、誰かにとって新鮮で、その出会いはThe Pen Friend Clubとの出会いだけでない、その奥に沢山潜んでいる音楽との出会いでもある。
ぜひ、カバー曲を一曲一曲オリジナルと聴き比べて欲しい、そしてオリジナル曲に散りばめられた沢山のフレーズや音色に耳を傾けて欲しい。
きっと何かしらの「未知との遭遇感」がここにはあるから。ちなみに僕はジ・イノセンツからザ・トレード・ウィンズに入ったので笑
サカモトヨウイチ(ELEKIBASS)
http://www.waikikirecord.net/elekibass/
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僕がThe Pen Friend Clubの平川雄一さんの事をより意識するようになったのは、The Beach Boysを特集していたあるムック本を読み終えて家のリビングに置いておいた事に始まる。
うちの娘がある時「ビーチボーイズに興味を持ったので聴いてみたいな♪パパのコレクションの中にある?」って聞いてきたのだった。
彼女はムック本に載っていたThe Beach Boysの歴史を描いた平川さんの漫画を読んでグループに興味を持ったのである!
全然知らなかったこのバンドについて興味を持ってくれたのが嬉しかったのと同時に、平川さんに感謝の気持ちで一杯になった!
さて、そんな平川さんをリーダーとするThe Pen Friend Clubは、フィル・スペクターやアンダース&ポンシア、The Beach BoysやAssociation、そして大瀧詠一等、アメリカンポップス~ソフトロック~Jポップに至るまで、平川さんのマニアックなまでの音楽嗜好と、女性ヴォーカルを中心とする穏やかでポップなサウンド&ハーモニーとのバランスが絶妙である。
ウォール・オブ・サウンドやソフトロック等を今に伝える現役のバンドとしてその存在も貴重だ。
知る人ぞ知るソフトロックの名曲のカバーも実に瑞々しい仕上がりだし、そんな嗜好を自分達の音楽へ昇華させたオリジナルの素晴らしさも、このバンドの魅力である!
このバンドには今までヴォーカルが何人か代わっており、現在の藤本さんは何と4代目である(!)
割りと玄人好みするオリジナルのラインナップからポップでカラフルなラインナップになった現在も含めて、メンバーそれぞれがこのバンドの躍進の回転扉のような役割をこなしており、今回のこのベストアルバムはそんなバンドの多彩な魅力の全てが詰まっている!
こんな素晴らしいソフトロックグループが今存在してくれていることに感謝!
次はいよいよ初の同じラインナップでのニューアルバムのリリースとなるかも楽しみだ!
The Pen Friend Clubに、このバンドを楽しんでくれている全ての音楽ファンに乾杯♪
コバヤシジュン (ザ・シャローナ/アンダースロウ)
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ペンフレンドクラブのことを語ると、どうしてもレーベルの視点からになりがちですが、今回はミュージシャンやバンドマンとして感じる部分をいくつか。
まずはコーラスワーク。日本のインディーズバンドでここまで多彩なコーラスワークが出来るバンドはあまりいないと思います。コーラスは大事!難しいけど大事なのです!
次にオリジナル曲の完成度。選曲を含め、ついついカバー曲の絶妙さが注目されがちのペンクラですが、実はオリジナル曲がかなり面白いのです!個人的には『Tell Me (Do You Really Love Me?)』や『I Like You』等がレコーディング同席の思い出もあり、好きな楽曲ですね。
そして活動のバランス感。活動5年でベストアルバムというペースも素晴らしいですが、それを実現させる為のバランス感がとにかく良いと思います。バンドにメンバーチェンジは付き物ですが、それをものともせず、どこで見つけてきたのかと言うくらい素晴らしいメンバーが次々と加入し、活動ペースをキープし続けている。なかなか出来ることではないです!ライブ活動とレコーディング活動のバランスも独特で、これくらいレコーディング活動にバランスを割いているインディーズバンドは日本にそんなに多くいないと思います(とは言えライブ活動も程よいペースでやっているのがポイント)。
最後はDIY精神ですかね。アレンジやサウンドプロデュース、レコーディングやミックス、アートワーク等、基本的に全部リーダーの平川くんがやっているので一貫性があります。機材オタクの方向には行かず、音像オタクの方向なのも面白い。セオリーを多少無視してでも、自分の耳を信じてあくまで音像やアレンジを追及する姿勢は新しい世代のように感じます。
今回のベストアルバムは本当に良いですね。じっくり聴けるし、さらっとも聴ける。夏の終わりにリリースするというのもイメージにぴったりです。今回のベスト盤を経て、今後ペンフレンドクラブがどうなっていくのかが楽しみです。
カマチガク (ゴーグルエース/サザナミレーベル主宰)
http://goggle-a.com/
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このアルバムを聴きながら絵を描いていたら、パステルカラーを足したくなりました。
ユースヤマダ(元ザ・ワールドチョコレート)
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ザ・ペンフレンドクラブ、結成5周年を祝い、これまでの活動を総括すべくリリースされた、記念すべき初のベスト作品集!
聴き手たる我々としては、そう受け止めてまったく間違いないのだが、一方でリーダー平川雄一の意図はおそらく別のところにもあることが透けて見える「トリックアート」集のようなアルバムでもある。
グループにおいて、平川はプロデュース、作詞、作曲、アレンジ、録音、ミキシングエンジニア、ギター、歌、コーラス、ビジュアルデザイン、A&Rなど、コンスタントに世に放たれる彼らの作品の制作過程に於いて、八面六臂の活躍で、すべてを一手に引き受けてきた。
まさにDIYの極みのような平川の活動軌跡は、同時にその過程で彼自身に大きな財産をもたらした。
それは、これまでザ・ペンフレンドクラブの作品に携わったメンバー延べ13人が奏でた珠玉のサウンド・エレメントの記録、そのものである。
4thアルバム「Wonderful World Of The Pen Friend Club」のリリース直後に、平川はサウンドミキシング技術において、雷に打たれるかのごとき大きな啓示を受けたらしい。そして、まったくもって彼らしいことに、その後すぐさま嬉々として過去作品のリミックス作業に没頭したという。
本人に確かめたわけではないが、その成果をどうしても聴かせたい、という考えが先立ち、この「ベスト盤」がリリースされるという経緯となったのではないかと思う。
そうであるならば本作は、これまでの歩みを振り返るという目的以上に、平川の新たな才能、さながら数多のザ・ビーチ・ボーイズ作品に関わるマーク・リネットを彷彿させるかのようなリミックス/リマスター技術力を自信たっぷりに表明した「最新作」である、とも言えるわけだ。
このベスト盤におけるリミックス/リマスターで、もっとも特筆すべきはリードヴォーカルの聴こえ方の大きな変貌だ。
少し話がそれるが、自分はこれまで、ザ・ペンフレンドクラブの作品を紹介する機会を得た折に、夕暮コウ、向井はるか、高野ジュン、藤本有華という4人のヴォーカリストについて「可憐さ、力強さ、瑞々しさを兼ね備えた抜群の存在感」「シルキーなやわらかさ、エッジの効いたガレージ感、正確に的を射抜くニュアンス表現」「慈しみ、優しさに満ち溢れた、自在かつ確固たる歌唱力」「幅広い声域、風のように駆け抜けイメージを飛翔させるまっすぐな爽やかさ」のように書いたことがある。
本作20曲を曲順通りに何度も聴くにつけ、もはや誰がどれに該当するというわけでもなく、それぞれにこれら形容のすべてが当てはまり、持ち味は異なれど、声・歌それ自体が「役者」と呼ぶにふさわしい、共通したある種の「少年性」を携えた、どれだけ讃えても讃えきれないほどの表現力を持つヴォーカリストたちだと、あらためて痛感した。
さておき、今回のリミックス/リマスターではそんなリードヴォーカルの聴こえかたの大きな変化に加え、平川の硬質な声素材などをじっくり煮込んで、とことん楽曲に溶け込ませた、彼自身が構築したコーラス・ワークも、既発ヴァージョンとは明らかに異なる響きを、はっきりと打ち出している。
もちろん本作では歌やコーラスだけではなく、13人の奏でたエレメントを徹底的に第三者のような俯瞰視点で並べかえ、混ぜ合わせることにより、全ての曲をオリジナル版とはまったく異なる印象に生まれ変わらせることに成功している。活動の中で次第にミキシングエンジニアとしてのスキルを培ってきた平川であるが、本作に収録された初期楽曲までもが、最新作と同等のサウンド・クォリティに引き上げられていることは、特筆すべき点だ。
自分は技術的なことは具体的に説明できないが、既発ミックスと新ミックスの違いは、色と光の原色の違いに似ているように思えてならない。
既発のミックスは、パレットやキャンバス上に絵の具の色を展開するかのごとく、上質な演奏の瞬間をちりばめ、演奏自体の記録を基にCMYK原色を減法混合的に積み上げていった絵画のような印象。全ての色を混ぜ合わせれば最終的に黒になる。高い熱量、音圧に例えたい。
これに対し、新ミックスの方は演奏エレメントをあくまで発光体(演奏記録の記憶ではなく、そこにある音素材そのもの)として捉え、RGB原色を加法混合的に積み上げたかの印象。全ての色を混ぜ合わせれば最終的に白になる。ホワイトアウトした浮遊感、熱量や圧から解き放たれた快楽性に例えたい。
このベスト盤での各曲のミックスは、光の3原色を混ぜ合わせ突き詰めた「白」のイメージ。圧に繋がる音のぶつかり合いを廃し、音そのものの輝きの心地よさを追求し尽くした、ミキシングエンジニア平川が辿り着いた新たな境地と言える。
これまで、彼らがアルバムのリリースを重ねるたびごとに、これ以上洗練されようのない完璧な作品だと驚愕させられ続けてきたので、このように新旧ミックスの比較をする日がこんなに早くくるとは夢にも思っていなかった。
とは言え、最新ミックス版が「生まれ変わったサウンド」とは言うものの、各パートの演奏そのものが生まれたことの必然性、その筆致の熱量の豊かさと共に、生々しく味わうことのできるオリジナル版をベスト版の後で聴くこともまた、格別であることに変わりない。
ともあれ、このベスト盤が、ザ・ペンフレンドクラブをまだ聴いたことのない方々、とりわけザ・ビーチ・ボーイズ、フィル・スペクター、ナイアガラ・サウンドなどが好きなリスナーに聴いてもらうべき、まごうことなきグループの名刺代わりとなる決定版、知人友人恋人親族に最初に勧めるべき一枚として、堂々と機能していくことは間違いないだろう。
グループの歩みをずっと追ってきたファンにとっても「すごい速さで記憶となってゆくきらめく日々」それぞれの季節を、いつでも何度でも、懐かしく追体験できる作品集である。
さながら、先述のマーク・リネットが制作に関わった、選曲、曲順、曲数、そしてリマスター/リミックスのサウンドメイキングすべてにおいて高い総合評価を誇る、ザ・ビーチ・ボーイズの2003年のベスト盤、『サウンズ・オブ・サマー』のごとく。
ジャケットに並ぶ、普段着のメンバーの無邪気な佇まいは、自分達の音楽に対する確固たる自信の現れのようにも見える。
現在制作中と言われる彼らの5枚目のアルバムは、本作で平川が示したサウンドメイキング技術を起点としたものとなるのだろう。そのため、必然的に次回作以降は過去4枚のアルバムとは違った手応えの物となる可能性が高い。
これまでも新作を出すごとに必ずファンの予測を遥かに越えてきた彼らのこと、今や鉄壁・不動・最強の布陣となった、現メンバー7人による歌と演奏が詰まったニューアルバムへの待望感もまた、やはり限りなく高まる!!!
TOMMY (VIVIAN BOYS)